支部長あいさつ

千代田・中央支部、支部長の芦川です。

この度は当ホームページをご覧いただき有難うございます。
我々、土地家屋調査士は国民の皆様の大切な土地、建物に関する登記を所有者の代理人となって法務局に申請します。

一口に登記と言っても様々な内容があります。
建物に関する登記では建物を新築した時、増改築した時、取壊した時等に我々の出番があります。
土地に関する登記では1筆の土地を分割する時、逆に数筆ある土地を1筆にする時、実際の面積と登記面積が違う時等に登記申請します。土地に関する登記では隣地の方と境界確認をしながら測量作業を行う場合が多々あります。ホームページをご覧になられている方でこの境界確認で苦労されている方も多いのではないでしょうか。
普段生活するうえでは境界線の事はあまり意識しなくても過ごせますが、土地を売買する時、相続が発生した時、建物を新築する時、金融機関から借り入れをする時等の際に境界確認が必要になる時があります。境界確認は皆様が考えている以上に時間を要する場合があります。時間に余裕がある時に確認する事をお勧めします。
我々の支部では下記の通り千代田区役所、中央区役所で定期的に無料相談会を実施しています。

千代田区役所:毎月第3木曜日。午後1時~午後3時。2階区民相談室。(8月は開催しません。)
中央区役所:毎月第4木曜日。午後1時~午後4時。1階区民相談室。

相談されたい方はお気楽にいらしてください。お待ちしています。

東京土地家屋調査士会 千代田・中央支部長
芦川 博行

未来の土地家屋調査士のみなさんへ

土地家屋調査士になるには

例年8月第3日曜日に実施される「土地家屋調査士試験」に合格する必要があります。土地家屋調査士試験は、筆記試験と口述試験(筆記試験の合格者が対象で す)に分けることができます。さらに、筆記試験は、「午前の部」と「午後の部」に分けることができます。測量士、測量士補、一級・二級建築士の資格を所有 していれば、「午前の部」の試験が免除されます。土地家屋調査士になられる多くの方は、「午前の部」を免除されて合格しています。「午後の部」の試験内容 は、民法、不動産登記法、土地家屋調査士法などから択一方式(5択)で20問、書式問題として2問(土地、建物)出題され、2時間30分という時間内に解 答する試験です。

土地家屋調査士試験について

受験資格 制限なし(どなたでも受験できます)
試験科目
筆記
午前の部…
午後の部…
平面測量10問/作図1問
[択一]不動産登記法・民法他から20問
[書式]土地・建物から各1問
口述
1人15分程度の面接方式による試験
願書配布・受付 例年5月下旬~6月中旬 各都道府県(地方)法務局で配布・受付
試験日
筆記
例年8月第3日曜日
口述
例年11月中旬(筆記試験合格者のみ)
受験地 東京、大阪、名古屋、広島、福岡、那覇、仙台、札幌、高松の全国9会場

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